Château d'Azay

アゼ・ル・リドー城

アゼ・ル・リドー城は、サントル・ヴァル・ド・ロワール地方にあります。アンドル川の中州にそびえる建物は、フランソワ1世の時代に、富豪の財界人だったジル・ベルトゥロによって、現在の姿に建てられました。ベルトゥロは、イタリアで生まれた革新技術とフランスの伝統的な建築法を融合させようとしました。豊かな緑に囲まれてアンドル川に浮かぶ城は、優雅なファサードを水面に映しています。歴史建造物に指定されているアゼ・ル・リドー城は、初期のフランス・ルネッサンス様式の城の洗練されたスタイルを代表する建物です。

見逃せないもの

Chateau d Azay le Rideau

ルネッサンスの傑作


12世紀初頭に建設されたアゼ・ル・リドー城は100年戦争の際に焼かれた後、フランソワ1世の時代、1514年から1527年の間に、フランスの建築術と建築様式とイタリアの装飾を融合させようとして、現在の姿の城に建てなおしました。当時、この城は初期のフランス・ルネッサンスを代表する傑作建築の一つでした。

 
Chateau d Azay le Rideau

贅を尽くした内部


アゼ・ル・リドー城の内部は、今も、イタリアの影響を受けたフランス・ルネッサンス様式の城の内装をそのまま残しています。階段の内部は、豊かな彫刻や、古代の楕円形のモチーフ、花模様、格天井で飾られています。室内は、16世紀と17世紀のタペストリーで飾られています。見事な家具や絵画が部屋を飾り、その多くが、王家の人々の肖像画です。

 

知られざる見どころ

Chateau d Azay le Rideau

きらめくダイヤモンド


バルザックが、昼食のときに、≪アンドル川にきらめくダイヤモンド≫と評したアゼ・ル・リドー城は、ロワール川で最も有名な城の一つです。比較的小ぶりですが、二つの母屋は、アンドル川と自然の風景を模した庭に囲まれています。凱旋門の形をした城の入口は、ジル・ベルトゥロと彼の妻のイニシャルで飾られていますが、階段の開口部は、サラマンダー(火とかげ、フランソワ1世の紋章)とアーミン(シロテン、フランソワ1世の妃のクロード・ド・フランスの紋章)で飾られています。

現在のイギリス風庭園は、19世紀に設計され、作られました。同時期に、西側に池が作られました。1959年になって、国はやっと南側のファサードの足元のアンドル川の流れを安定させることに成功し、それによって二つ目の池が作られました。

 

国立建造物センター

1905年に国によって買収され、歴史建造物に指定されたアゼ・ル・リドー城は、今では、国立建造物センターの管理下にあります。

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