アンジェ城は、ペイ・ド・ラ・ロワール地方のアンジェ市内にあります。17の塔を配した中世の広大な要塞で、若き聖ルイが、13世紀に自分の王国の国境に建てました。新石器時代から21世紀にいたるまで、この地は、様々に利用され、そのイメージを変えてきました。各時代の名残は、今もはっきりと見て取ることができます。広大な城内には、住居用の建物と庭園があります。アンジェ城には、中世のタペストリーを代表する作品である有名なヨハネ黙示録のタペストリーが所蔵されています。
14~15世紀にアンジュー公の住居となったアンジェ城には、住居棟と庭園が付け加えられ、庭園は、ルネ王の時代には異国の動物を集めた動物園となりました。要塞は7世紀の間、幽閉場所でした。1661年にナントでダルタニヤンに逮捕されたフーケは、アンジェ城に囚われます。ルイ14世は、この城を本格的な国事犯を収容する監獄としました。城は1856年まで県の刑務所として使われ、その後、20世紀前半は兵舎となり、その後一般公開されました。
頁岩と石灰石でできた厳めしい要塞の外見にばかり驚いていてはいけません。
跳ね橋を渡って城壁の中に入れば、ゴチック時代末期の建物と庭から成るアンジュー公の居心地のよさそうな住居があります。庭園も、果樹園や菜園、薬草園、花園などに分かれており、楽しく散歩できます。
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