La Bohalle proche de St-Mathurin-sur-Loire © Jean-Sébastien Evrard

類稀なる自然

華麗なるロワール渓谷の動植物

ロワール流域は華麗なるものを生みだす土壌ですが、華麗なるものとは当サイトで紹介するロワールの城館だけではありません。完全な自然空間もそうです。ロワール河の周囲や河沿いでは素晴らしい動植物環境が見られ、訪れる人に夢のようなスペクタクルを見せてくれます。

 

ロワール、無数の顔を持つ大河

河が大きく蛇行するたびに見られる広大な砂州の島、“ヴェルディオ”verdiauxと呼ばれるヤナギの植生回廊に覆われた沖積林、定期的に冠水する草地、平野に切り立つ石灰土の丘…。ロワール流域の姿はただひとつでなく、無限に変化しています。砂州の中には夏の日差しを受けて50度以上になり熱帯植物が繁殖する場所があります。ロワールは渡り鳥の重要な飛来地であるだけでなく、様々な魚や植物の回遊地点でもあります。野生の自然が残る生命力豊かな土地です。

 

熱帯植物が繁殖する自然地帯

静けさと激しさを交互に見せるロワールは絶えずその流れを変え、緑に覆われた島が現れたと思えば流動的な砂州になったりします。そこへ熱帯植物が鮮やかな色を添えます。陽射しで温められた砂州には船や風、鳥によって運ばれてきた種子が集められ、由来の異なる植物を一堂に見られる絶好の場所となります。アメリカやアフリカ由来の植物が花を咲かせるのに十分な環境であったからです。カンド・サン・マルタンCandes Saint Martinは大修道院の付属教会が有名ですが、村の小さな港は熱帯植物の観察ポイントとしても最適です。

 

鳥、ビーバーがすぐそばに

カリカリと音を立て、凶暴で、木を齧る小動物といえばビーバーですが、この小動物は25年前にロワール沿岸に移入されて以来、徐々にその生活圏を増やしてきています。愛嬌ある齧歯目のビーバーが生息するのは、ショモン・シュル・ロワールのフォリ島です。ショーモン、アンボワーズ、またソミュールの下流では夜明けや夕暮れ時に、昔ながらの川船に乗りながら、毛並みの美しい動物や野鳥の姿が見られます。

乗馬、気球、船、自転車... 、あらゆる方法でロワールに感動する

ロワールは水上から、上空から、地上から楽しむ絶好の冒険エリアです。スーイリーSeuillyの環境案内センターCentre Permanent d'Initiatives pour l'Environnementでは徒歩や川船での自然探索を行っています。所々に楽しみながら学べる案内版が設置された解説路を歩けば、家族ぐるみでロワール流域の様々な自然環境を知ることができます。

ちょっと離れてロワールを見たい方は気球に乗って絶景パノラマをどうぞ。気球遊覧を手掛ける“オ・グレ・デ・ヴァンAu gré des Vents”社が大空への憧れを叶えます!

ロワール・アンジュー・トゥレーヌ地方自然公園:建築遺産と自然遺産
Le Parc Naturel Regional Loire-Anjou-Touraine

ロワール・アンジュー・トゥレーヌ自然公園はトゥールとアンジェ間のロワール渓谷をカバーしており、自然遺産、文化遺産、歴史遺産が多様に、しかも豊富に存在します。この素晴らしき遺産を訪ねる王道の方法と言えば、それは間違いなくカヌーとカヤックです。船の遊覧はどんなレベルでも参加者一人一人に合わせられるのでお勧めです!

根っからの自転車人はトゥールとアンジェ間の150㎞以上が標識整備され安全が確保されている自転車道「ロワール・ア・ヴェロ la Loire a Velo」ヘ!
ロワール・ア・ヴェロについてはこちら >>

ロワールの河口

ロワールが海と出会う時

海から50㎞地点のナントからは既に河の上に海の影響が現れ始めます。潮の動きを感じるようになるのです。漁夫の小屋、葦の沼、パンブッフPaimboeufのような歴史ある港が目につくようになり、海が間近に迫っていることを感じさせます。海に注ぐ直前のロワール河を一望するなら、ヨーロッパ有数の長さを誇るサン・ナゼール橋へどうぞ。高所恐怖症の方なら、ロワール河の無料渡し船が多く航行しているのでそれを利用するのがよいでしょう。

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