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アゼ・ル・リドー城
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アゼ・ル・リドー城の内部

アゼ・ル・リドー城の内部は、今も、イタリアの影響を受けたフランス・ルネッサンス様式の城の内装をそのまま残しています。階段の内部は、豊かな彫 刻や、古代の楕円形のモチーフ、花模様、格天井で飾られています。室内は、16世紀と17世紀のタペストリーで飾られています。その中には、旧約聖書をモ チーフにしてオードナールドやアントワープで織られたものや、狩猟をテーマにボーヴェの工房で織られたもの、シモン・ヴーエの下絵をもとにルノーとアルミ ドの物語を描いたパリのフォーブル・サン・マルセルの工房で織られたものなどがあります。

内装も豊かで、見事な家具や絵画が部屋を飾り、その多くが、王家の人々の肖像画です。

何世紀もの時を刻むアパルトマン

城の内部には、16世紀の部屋や、19世紀にネオ・ルネッサンス様式の装飾が施された王のアパルトマンやサロンがあります。

1619年にルイ13世が滞在した2階の王のアパルトマンは、控えの間と寝室から成っています。赤と金の布で覆われた控えの間の壁には、歴代のフラ ンス王(フランソワ1世、アンリ3世、ルイ13世)の肖像画がかかっています。寝室は、ルノーとアルミドの物語をつづったタペストリーで飾られています。 そこには、象牙のプレートの上に30年戦争を描いた黒いナシの木の箪笥があります。

ずっと2階に位置してきた大広間は、16世紀には、レセプションやお祭りの場として使われていました。フランス式のモールディングを施した格天井のある広間は、旧約聖書をテーマにした17世紀のタペストリーで飾られています。

プシュケの部屋とも呼ばれる青の部屋には、プシュケとキューピッドの物語を描いた4枚のタペストリーがあります。17世紀に、イタリアの豪商の注文 でブリュッセルで織られた17枚の連作のうちの4枚です。このタペストリーの存在は、古代文化や神話に対するルネッサンス時代の好みを、よく表していま す。

16世紀の部屋には、ベッドのほか、飾り戸棚や肘掛と高い背もたれのある椅子などのルネッサンス時代のプライベート空間に特徴的な家具が置かれています。隣接する櫓の中の部屋は、礼拝堂か図書室、あるいは衣裳部屋として使われたものと思われます。

1階は、ビアンクール侯爵によって改装されました。

図書館の壁は、羽目板とネオ・ルネッサンス様式の唐草文様を描いた布地で覆われており、ビアンクール家の紋章で飾った暖炉があります。前庭に面したファサードや庭の変遷を物語る版画や図面が展示されています。

交差リブヴォールトの巨大な台所は、1階が改装された19世紀に、床がかさ上げされました。井戸と排水設備は、16世紀にさかのぼります。暖炉は、ジル・ベルトゥロの紋章で飾られています。

ビリヤード室に続く大広間には、19世紀の生活を物語る家具が置かれています。カルロス1世の家族やアンリ2世、カトリーヌ・ド・メディシスの肖像 画などの絵画は、ルネッサンス様式の面影を残しています。フランソワ1世の肖像画家だったかの有名なフランソワ・クールエの作品を模した「貴婦人の沐浴」 は、ポワチエのディアナを表したものとみられています。中央にフランソワ1世の紋章サラマンダーを配した巨大な暖炉は、ルネッサンス様式に特徴的な彫刻を 再現し、窓のステンドグラスが、この部屋の洗練された雰囲気をさらに華やかなものにしています。

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